【国会の現実】予算委員会で時間を浪費?7日の国会質疑に見えた野党の“低レベル質問”の実態

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higejii(ひげ爺)
higejii(ひげ爺)

こんにちは。今日は、ちょっと真面目な話をしようと思います。
みなさん、11月7日の「衆議院予算委員会」はご覧になりましたか?

私はその中継をリアルタイムで見ていたのですが、正直、あの時間が「国民のため」になっているのか、深く考えさせられました。というのも、多くの野党議員の質問が、あまりにも低レベルだったからです。

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「論点ずれ」だらけの質疑応答

本来、予算委員会というのは、国家予算、つまり国民の税金の使い道を真剣に議論する場。
本来なら、経済対策、少子化、社会保障、防衛など、国の未来に直結するテーマを深掘りしなければいけません。

ところが、7日の質疑ではどうだったか。
一部の野党議員は、「総理の表情がかたい」「いつも同じ答弁書を読んでいる」「これが国民に寄り添う姿勢か」など、政策の本質とは無関係な質問を繰り返していました。

まるでワイドショーの司会者が、話題性だけを狙ってコメントを投げかけているような—そんな印象すら受けました。

「追及ごっこ」になっていないか

確かに、野党の役割は「監視」と「追及」です。与党が暴走しないようにチェックするのは重要な任務。
ですが、問題は“内容”。追及といっても、事実確認よりも印象論で攻める姿が目立ちました。

「支持率が下がっていますが、どう責任を取りますか?」
「国民は怒っています。どう思いますか?」

これらは確かに耳障りはよい質問に聞こえるかもしれませんが、政策論とは関係ありません。
結局のところ、それに答えたところで、何も建設的な結論は生まれないのです。

「時間の無駄」と感じた国民は多い

SNSでも、「今日の予算委員会ひどい」「政策じゃなくて揚げ足取り」「野党の質問がレベル低すぎ」という声が相次いでいました。
私のまわりでも、普段は政治に関心が薄い人でさえ、
「これじゃ国会中継を見る時間がもったいない」
と苦笑していました。

それも無理はありません。なぜなら、国民はただの“口喧嘩”を見たいわけじゃないからです。私たちは「この国をどうするのか」を知りたいんです。

総理の冷静な対応が際立つ

一方で、印象的だったのは総理の態度です。
挑発的な質問にも表情を崩さず、淡々と答弁を続けていました。
感情的にならず、論理で返す姿に「これが誠実さだ」と感じた人も多かったのではないでしょうか。

特に経済対策の部分では、成長と物価安定を両立させるための方針を明確に示しており、
単なる防戦ではなく、「政策で答える」姿勢を見せました。
これは非常に評価すべき点だと思います。

「質問の質」が政治の質を決める

国会の議論を通じて、政策は磨かれ、改善されていく。
しかし、質問が低レベルなら、その議論は深まらない。
つまり、「質問の質」こそが政治の質を決めるのです。

野党には、「批判のための批判」ではなく、「改善を導く批判」をしてほしい。
政府案に穴があるなら、修正提案を出す。別の視点があるなら、それを論理的に説明する。
そうした“政策競争”があってこそ、国会は国民の期待に応える舞台になるはずです。

野党再生のカギは「質問力」

それにしても、なぜ野党はこうも低調な質疑を繰り返すのか。
理由は、おそらく「支持率を意識しすぎている」から。
メディア受けする質問を優先し、「現場が求める課題」を置き去りにしているわけです。

市民生活に密着した問題―介護、地方財政、教育費負担、若者支援、災害対応。
そうした現場の叫びを、もっと国会に届けてほしい。
そうすれば、野党の存在価値はぐっと高まるのです。

国民が望むのは「言い争い」ではなく「成果」

結局のところ、私たちが求めているのは「改善」や「具体策」なんですよね。
文句を言うだけなら誰でもできます。
でも、苦しい現実を少しでも良くするために、どんな現実的手段があるのか——その答えを導いてほしい。

今回の7日の委員会は、その意味で、野党にとって大きな反省の機会だったはずです。
本気で国民の信頼を取り戻したいなら、もう一度「質問とは何のためにするのか」を見つめ直す必要があります。

最後に:国会は国民の時間で動いている

国会での1分、1秒にも、税金がかかっています。
だからこそ、国民は「無駄なやり取り」に敏感なんです。
どうせ質問するなら、国民の暮らしが少しでも良くなる内容を。

7日の国会を見て、私は改めてそう感じました。
政治を動かすのは、結局は「真剣に考える人の言葉」なんだと。

これを読んでいるあなたも、ぜひ次の国会中継を、自分の目で見て、耳で判断してみてください。
SNSの切り抜きやニュースの一部だけでなく、“本会議そのもの”を見ると、政治がもっとリアルに感じられるはずです。

それが、私たち有権者にできる最初の一歩です。

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