
みなさん、こんにちは。今日は、テレビ業界を揺るがす大きなニュースについてお話しします。人気番組「ナスD大冒険TV」でおなじみの “ナスD” こと友寄隆英さんが、パワハラと経費の不正受領で降格処分を受けたんです。これ、かなりショッキングな出来事ですよね。
事件の概要
2025年3月19日、テレビ朝日が衝撃の発表をしました。なんと、人気ディレクターの “ナスD” こと友寄隆英さん(50歳)が、約517万円もの経費を不正に受領していたというんです。しかも、それだけじゃありません。スタッフに対するパワハラまであったそうです。
テレビ朝日は、友寄さんをコンテンツ編成局第2制作部エグゼクティブディレクターから降格させる懲戒処分を行いました。さらに、彼が担当していた人気番組「ナスD大冒険TV」の放送も打ち切りになってしまいました。
不正受領の詳細
友寄さんの不正受領は、かなり長期間にわたっていたようです。なんと2019年から2025年1月までの約6年間、個人的な食事や物品購入費を含む1686件もの経費を不正に計上していたんです。
テレビ朝日の説明によると、この問題は2024年10月に発覚したそうです。制作費が適切に使用されているかを定期的に確認していた際に、不正が見つかったんですね。
パワハラの実態
経費の不正受領だけでも大問題なのに、さらに驚くべきことが明らかになりました。調査の過程で、友寄さんが複数のスタッフに対して人格を否定するような発言をしていたことが判明したんです。
テレビの裏側では、こういったパワハラが日常茶飯事なんて言われることもありますが、やっぱりあってはならないことですよね。特に人気番組のディレクターともなれば、影響力も大きいはず。スタッフの方々は、相当なストレスを抱えていたんじゃないでしょうか。
なぜ “ナスD” と呼ばれているの?
ここで、少し脱線しますが、”ナスD” というニックネームの由来をご存知ですか?実は、これには面白いエピソードがあるんです。
友寄さんは、南米・ペルーのシピポ族に潜入取材した際、「ウィト」という刺青の塗料を「美容効果がある」と聞いて、顔や体に塗ってしまったんです。結果、ゾンビのような肌の色になってしまい、そこから「ナスD」というニックネームが付いたんですよ。
人気番組「ナスD大冒険TV」とは
友寄さんは、2020年4月にスタートした冠番組「ナスD大冒険TV」で、ディレクターでありながら演者としても出演し、一躍有名になりました。
この番組では、友寄さんが世界中を飛び回り、破天荒な行動を繰り広げる様子が放送されていました。その奇抜な企画と友寄さんのキャラクターが相まって、番組は高い人気を誇っていたんです。定期的に特番が組まれるほどの人気番組だったんですよ。
処分は甘すぎる?世間の反応
この事件に対する世間の反応は、かなり厳しいものがあります。多くの人が、テレビ朝日の対応が「甘すぎる」と感じているようです。
Xでは、こんな投稿が溢れかえっています。
「情けない、ホントに情けないテレ朝のナスD。パワハラに517万を不正に流用って普通に業務上横領だよな。金返したから、降格で、番組打ち切りではいおしまい?番組に関わる善良なスタッフの仕事を奪っておいて。降格だけ?懲戒免職案件だよね。テレ朝、おかしくないですか?」
確かに、一般の会社員なら即刻解雇されてもおかしくない行為ですよね。テレビ局という特殊な環境だからこそ、このような処分で済んでいるのかもしれません。
なぜテレビ朝日は軽い処分にとどめたのか?
ここで疑問が浮かびます。なぜテレビ朝日は、これほどの不正があったにもかかわらず、友寄さんを解雇せずに降格処分にとどめたのでしょうか?
考えられる理由としては、友寄さんの人気と番組の視聴率があるでしょう。「ナスD大冒険TV」は高い視聴率を誇る人気番組でした。テレビ朝日としては、簡単には手放したくない “金の卵” だったのかもしれません。また、友寄さんが不正受領した経費を全額返還していることも、処分を軽くした要因の一つかもしれません。とはいえ、これだけでは世間の納得は得られそうにありませんね。
この事件が業界に与える影響
この事件は、テレビ業界全体に大きな波紋を投げかけています。特に、以下のような点で影響が出そうです。
- コンプライアンスの強化:各局が経費使用のチェック体制を見直す可能性が高いでしょう。
- パワハラ対策の徹底:業界全体でパワハラ防止に向けた取り組みが加速するかもしれません。
- タレント性のあるディレクターの扱い:友寄さんのように、ディレクターでありながら出演者としても活躍する人材の管理方法が見直されるかもしれません。
- 視聴者の信頼回復:テレビ局は、視聴者からの信頼を取り戻すために、より透明性の高い運営を求められるでしょう。
今後の展開は?
テレビ朝日は、この事件を受けて再発防止策を講じると発表しています。具体的には、経費管理のチェック体制の改善やコンプライアンスの強化などが挙げられています。しかし、これで十分なのでしょうか?世間の目は厳しく、より具体的で実効性のある対策が求められそうです。
また、友寄さん自身の今後も気になるところです。降格処分を受け、看板番組も打ち切りになってしまった彼が、どのようにして信頼を回復し、復活を果たすのか(もし果たせるとすれば)。テレビ業界全体が注目しているはずです。
まとめ
「ナスD大冒険TV」で人気を博した友寄隆英さんのパワハラと経費不正受領事件。この出来事は、エンターテインメント業界の闇の一端を垣間見せたと言えるでしょう。視聴者を楽しませるために奔走するテレビ業界の裏側で、こういった問題が起きていたことは非常に残念です。しかし、この事件をきっかけに、業界全体がより健全な方向に向かうことを期待したいですね。
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