
こんにちは。突然ですが、みなさんは「すっぴん出社」についてどう思いますか?
朝のバタバタした時間、メイクにかける手間や時間、そして肌への負担…。
「今日はもうすっぴんで行っちゃおうかな」と思ったこと、一度はありませんか?
今回は、すっぴん出社をめぐる世間のリアルな声や、変わりつつある価値観、そしてこれからの働き方についてまとめてみました。
すっぴん出社、実際やってる人はどれくらい?
SNSやQ&Aサイトを覗いてみると、「最近すっぴんで出社してしまいます」という声は意外と多いんです。「商談や外部の人と会う日はメイクするけど、社内だけの日はすっぴんで過ごすこともある」という方も。
「私も会社すっぴんよ!」と共感する人もいれば、「綺麗な人のすっぴんはありだけど…」という厳しい意見もちらほら。
男性社員はほとんどがすっぴん(=ノーメイク)で出社しているのに、女性だけが「すっぴんはだらしない」と言われるのは、やっぱり不公平だと感じる人も多いようです。
すっぴん=マナー違反?世間の“当たり前”は変わるのか
「ノーメイクはマナー違反」「すっぴんで出社するのはだらしがない」
こうした価値観は、今も根強く残っています。
特に接客業や営業職、広報など「会社の顔」とされる職種では、「化粧は社会人女性のマナー」として求められることが多いですよね。
一方で、最近では「メイクは自分のためにするもの」「他人の容姿に口を出すのはマナー違反」という考えも広がりつつあります。
「化粧は義務じゃなくて、自由でいいはず」という声や、「肌への負担を考えてノーメイクでいたい」という意見も増えてきました。
会社での“すっぴん”エピソード
実際にすっぴんで出社した経験がある女性たちの声を集めてみると――
- 「前職で、すっぴんで会社に行ったら女性上司に怒られて、トイレで化粧してこいと言われた」(社会人10年目・女性)
- 「営業だから仕方ないと思っていたけど、今思えば半分パワハラだったかも」(社会人18年目・女性)
- 「リモートワークになってから、メイクの頻度が減って肌がラクになった」
- 「開発現場は服装も自由で、メイクの指摘なんてなかった。ビジネスマナー研修とのギャップに違和感を感じた」
こうした体験談からも、職場によって“すっぴん”に対する温度差があることが分かります。
すっぴん出社、アリ派とナシ派の本音
アリ派の声
- 「自分がしたいか、したくないかで決めたい」
- 「肌の調子や気分でメイクを変えたい」
- 「男性はすっぴんでOKなのに、女性だけNGなのは不公平」
- 「リモートワークでメイクの必要性を感じなくなった」
- 「自分らしく働きたい」
ナシ派の声
- 「最低限の身だしなみとしてメイクは必要」
- 「お客様や取引先に失礼だと思う」
- 「会社のイメージを損なう」
- 「すっぴんだとだらしなく見える」
このように、世代や職種、会社の文化によって意見は大きく分かれます。
ただし、ここ10年で「すっぴん勤務は非常識」という声は減り、「アリ派」が少しずつ増えてきているのも事実です。
すっぴん=マイナス評価?その価値観の背景
「すっぴんは-1、メイクしてやっと0」という感覚、ありませんか?
でも、そもそも“すっぴん”は「ゼロ」であるべきで、マイナス評価されるものではないはず。
この「すっぴん=マナー違反」という価値観の根底には、社会が女性にだけ「美しさ」や「清潔感」を強く求めてきた歴史があります。
男性は清潔感さえあればノーメイクでもOKなのに、女性だけが「化粧して当たり前」とされるのは、やはりジェンダーギャップの一つと言えるでしょう。
変わりつつある“美しさ”の定義
コロナ禍やリモートワークの普及で、メイクの意味や必要性を見直す人が増えました。
「メイクはマナー」から「メイクは個人の自由」へ――。
少しずつですが、社会の“当たり前”も変わり始めています。
実際、就活でも「すっぴんで面接に臨む学生」や、「化粧しないことを表明する企業」も現れ始めました。
「自分が納得できる選択をする」「世間の常識を鵜呑みにしない」
そんな時代が、すぐそこまで来ているのかもしれません。
企業や社会に求められる変化
これからの時代、企業も「化粧は義務か自由か」というスタンスを明確にすることが求められるかもしれません。
「化粧は性別を問わず個人の自由」と明文化することで、無駄に悩む人が減り、働きやすい職場づくりに繋がるはずです。
また、「メイクはコストも時間もかかる」という現実を考えれば、
「メイク休憩」や「メイク手当」といった新しい働き方も検討されるべきかもしれません。
すっぴん出社を選ぶあなたへ
最後に――
「すっぴんで出社するのは勇気がいる」と感じる方も多いでしょう。
でも、あなたが堂々とすっぴんで出社することは、
「美しさ」や「働き方」の多様性を広げる小さな一歩になるかもしれません。
大切なのは、「自分がどうしたいか」。
世間の声や周囲の目に縛られず、自分らしい選択をしていきたいものですね。
まとめ
- すっぴん出社は少しずつ増えているが、まだ賛否が分かれる
- 「メイクはマナー」という価値観は根強いが、変わりつつある
- すっぴん=マイナス評価、という社会の“当たり前”を見直す動きも
- 企業や社会も、個人の自由や多様性を尊重する方向へ
- 何より大切なのは「自分がどうしたいか」という気持ち
みなさんは、明日どんな自分で出社しますか?
「すっぴん」も「フルメイク」も、どちらも素敵な選択肢です。
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