飲食店のスマホ注文に不満噴出!充電・ギガは客持ち!納得できん

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higejii(ひげ爺)
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みなさん、こんにちは。最近、飲食店に行くと「QRコードを読み取って注文してください」なんて言われることが増えてきましたよね。便利そうに見えるこのシステム、実は思わぬ落とし穴がたくさんあるんです。今日は、このスマホ注文システムの問題点について、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

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スマホ注文、本当に便利なの?

まず、このシステムがどんなものか、おさらいしておきましょう。テーブルに置かれたQRコードを自分のスマホで読み取り、表示されたメニューから注文するというものです。店員さんを呼ぶ必要がなく、自分のペースで注文できるのが特徴です。

でも、ちょっと待ってください。本当にこれって便利なんでしょうか?

バッテリー問題:充電切れの悪夢

スマホを使って注文するということは、当然バッテリーを消費します。「え、そんなの大したことないでしょ?」って思うかもしれません。でも、考えてみてください。

  • 外で1日中過ごした後の夜、友達と居酒屋に行く
  • スマホのバッテリーは既に残り10%
  • お店に入ったら「スマホで注文してください」
  • 注文しようとしたら、バッテリー切れ…

こんな経験、ありませんか?ある20代男性は、バッテリーの残量が危なくて、同席した上司のスマホを借りる羽目になったそうです。恥ずかしい思いをしたでしょうね。

「客のスマホを使わせるなら、せめて店側には電源とコード、Wi-Fi環境を整備してほしい」という声もあります。確かに、そうですよね。でも、全てのお店がそこまでの設備を用意できるわけではありません。

通信容量の心配:ギガが足りない!

バッテリーだけじゃありません。通信容量の問題もあるんです。月末になると、スマホの通信容量が危ないという人も多いはず。そんなときに限って、スマホでの注文を求められたら…ギガを使い切ってしまう心配が出てきます。「でも、お店のWi-Fiを使えばいいじゃない」って?セキュリティの問題を考えると、公共のWi-Fiを使うのは避けたい人も多いんです。

操作の煩わしさ:ビールが飲みたいのに…

さて、バッテリーと通信容量の問題をクリアしたとしましょう。でも、まだ問題は残っています。それは、操作の煩わしさです。

ある20代男性はこう語っています。
「お店に入ったら、すぐにビールを飲みたいのに、スマホを出してからQRコードを読み込み、ビールを探すなど、注文までのステップが面倒に感じてしまいます。あと、酔っ払ってくると、注文がだんだん面倒に……(笑)」

確かに、お酒を飲みに来ているのに、スマホをいじらなければいけないのは、なんだか本末転倒な気がしますよね。

画面の小ささ:メニューが見づらい

スマホの画面って、意外と小さいんです。特に、たくさんのメニューがある居酒屋などでは、画面をスクロールしながらメニューを探すのは大変です。
紙のメニューなら、パッと開いて全体を見渡せるのに、スマホだとそうはいきません。「あれ、さっき見たメニューどこだっけ?」なんてことになりかねません。

コミュニケーションの減少:店員さんとの会話が減る

飲食店の魅力の一つは、店員さんとのコミュニケーションですよね。「今日のおすすめは何ですか?」「この料理とこの料理、どっちがおいしいですか?」なんて会話が、お店選びの醍醐味だったりします。でも、スマホ注文だと、そういった会話の機会が減ってしまいます。確かに、人見知りの人にとっては、店員さんを呼ばなくて済むのはありがたいかもしれません。でも、それって本当に「おもてなし」と言えるでしょうか?

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スマホ注文、お店側のメリットは?

ここまで、お客さん側の不満を見てきました。でも、お店側にはメリットがあるからこそ、このシステムを導入しているんですよね。どんなメリットがあるのか、見ていきましょう。

人手不足の解消

飲食業界は慢性的な人手不足に悩まされています。スマホ注文システムを導入することで、注文を取る店員の数を減らすことができます。これは、お店側にとっては大きなメリットです。

注文ミスの減少

人間が注文を取ると、聞き間違いや書き間違いが起こることがあります。でも、スマホで直接注文すれば、そういったミスは減ります。ただし、お客さんが操作を間違えて、同じものを何個も注文してしまうというトラブルもあるようです。

客単価の上昇

意外かもしれませんが、スマホ注文を導入すると客単価が上がるそうです。なぜでしょうか?

  • 店員を呼ぶ手間がないので、追加注文がしやすい
  • メニューの写真を見ながら選べるので、衝動買いが増える
  • 「おすすめ」や「人気メニュー」が分かりやすく表示される

などの理由が考えられます。

多言語対応が容易

インバウンド需要を取り込むのに、スマホ注文システムは有効です。システム上で言語を切り替えれば、様々な国の観光客に対応できます。

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折衷案はないの?

さて、ここまで見てきて、「じゃあどうすればいいの?」と思った方も多いでしょう。実は、いくつかの折衷案が考えられます。

テーブルトップオーダーの導入

テーブルに専用端末を設置する「テーブルトップオーダー」。これなら、お客さんのスマホを使う必要がありません。ただし、導入コストが高いのが難点です。

併用システムの採用

スマホ注文と従来の注文方法を併用するのはどうでしょうか。お客さんの好みに合わせて選べるようにすれば、満足度も上がるはずです。

充電設備の充実

テーブルごとに充電用のコンセントやUSBポートを用意する。これなら、バッテリー切れの心配も減ります。

Wi-Fi環境の整備

安全なWi-Fi環境を整備し、パスワードを提供する。これで、通信容量の心配も解消できます。

使いやすいUIの開発

操作が簡単で、画面の小ささをカバーできるような、使いやすいインターフェースの開発が求められます。

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まとめ:テクノロジーと人間味のバランスを

スマホ注文システム、確かに便利な面もあります。でも、それと引き換えに失われるものも多いんです。テクノロジーの進歩は素晴らしいことですが、飲食店の本質である「おもてなし」や「コミュニケーション」を忘れてはいけません。お店側も、お客さんの声に耳を傾け、本当に求められているサービスは何かを考える必要があります。そして私たち消費者も、自分の望むサービスについて、声を上げていく必要があるでしょう。

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