
みなさん、こんにちは。最近、ニュースやSNSで「マイナンバーカードの更新忘れが多発している」という話題を目にしませんか?実は2025年以降、1,500万枚以上のマイナンバーカードの電子証明書が有効期限を迎えると言われています。今回は、なぜ未更新が多発しているのか、そして「どうやって更新すればいいの?」という疑問にやさしくお答えします。
マイナンバーカードの有効期限「2つ」あるって知ってた?
まず、マイナンバーカードには「カード本体」と「電子証明書」という2つの有効期限があることをご存知でしょうか?実はこの仕組みが、更新忘れを生む大きな原因のひとつです。
- カード本体の有効期限:発行から10年
- 電子証明書の有効期限:発行から5年
つまり、カード自体は10年使えますが、電子証明書は5年ごとに更新が必要。しかも、電子証明書が失効すると、コンビニで住民票を取ったり、ネットで確定申告したりといった便利な機能が使えなくなってしまうのです。
なぜ「未更新」が多発しているのか?
2025年は、2016年のマイナンバーカード普及開始からちょうど5年・10年の節目。大量のカードが「電子証明書の更新時期」を迎えます。ところが、調査によると「必ず更新する」と答えた人は全体の59.3%にとどまり、特に20代では「更新しない」と答えた人が2割もいるそうです。
なぜ未更新が多発しているのでしょうか?
- 有効期限が2つあることを知らない人が多い(認知度は全体の48.6%)
- 「更新通知」が郵送で届いても見落としがち
- 手続きが面倒そう、と思い込んでいる
- 普段あまり使わないので危機感が薄い
こうした背景から、気づかないうちに電子証明書が失効し、いざ必要なときに「使えない!」と慌てるケースが増えています。
マイナンバーカードの更新方法をやさしく解説
では、実際にどうやって更新するのでしょうか?手順は意外とシンプルです。
更新通知が届く
有効期限の約3か月前に、市区町村から「更新通知書」が自宅に郵送されます。見落とさずにチェックしましょう。
必要なものを準備
- マイナンバーカード
- 更新通知書
- 本人確認書類(運転免許証など)
市区町村の窓口へ
通知書に記載された市役所・区役所・町村役場の窓口に行きます。混雑する時期もあるので、事前に予約できる自治体も増えています。
更新手続きをする
窓口で本人確認後、電子証明書の更新を行います。手続き自体は10分程度で完了。新しい暗証番号もこのタイミングで設定できます。
新しい電子証明書で便利に使おう
更新が終われば、また5年間は電子証明書を使って各種オンラインサービスが利用できます。
オンライン更新はできるの?
2025年5月時点では、電子証明書の更新は原則として市区町村の窓口での手続きが必要です。ですが、今後はマイナンバーカードの普及とともに、スマホやパソコンからのオンライン更新も検討されています。最新情報は自治体や総務省の公式サイトで確認しましょう。
もし更新を忘れたらどうなる?
電子証明書が失効しても、カード自体は使えますが、以下の機能が使えなくなります。
- オンラインでの本人確認(e-Tax、マイナポータルなど)
- コンビニでの証明書発行
- 一部の行政手続き
再び電子証明書を使いたい場合は、窓口で「再発行手続き」が必要です。手続きは更新とほぼ同じですが、再発行には数日かかる場合もあるので注意しましょう。
20代・30代の「更新離れ」が深刻
特に20代・30代の若い世代で「更新しない」「使っていない」という声が目立ちます。理由は「使う場面がない」「面倒」「そもそも有効期限を知らなかった」など。ですが、今後は就職活動や金融機関の手続き、引越しなど、さまざまな場面でマイナンバーカードが必要になる可能性が高まっています。
こんな人は要注意!
- 最近引っ越したばかりで通知が届かない
- 5年以上前にカードを作った記憶がある
- オンラインでの本人確認をよく使う
- 家族の分もまとめて管理している
このような方は、今すぐカードの有効期限をチェックしてみてください。家族や友人にも「更新忘れてない?」と声をかけてあげると喜ばれるかもしれません。
まとめ:今こそ「マイナンバーカードの更新」を!
マイナンバーカードは、これからのデジタル社会でますます重要な存在になります。せっかく作ったカード、失効させてしまうのはもったいないですよね。更新手続きは意外と簡単ですし、今後はオンライン化も進む見込みです。
みなさんもぜひ、この機会にご自身やご家族のマイナンバーカードの有効期限をチェックして、安心して便利なサービスを使い続けましょう!
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