
送信取り消しと「削除」の違い、理解してますか?
「削除」と「送信取り消し」はまったく違います。取り消したいメッセージを長押しすると出てくる「送信取消」は、自分と相手のトーク画面からメッセージ(テキスト・スタンプ・画像・動画・リンク・ファイル等々)を完全に消す機能。でも「削除」だと、自分の端末から消えるだけで相手の画面には残ってしまうんです。間違って「削除」を選んでしまい、「なぜ相手には残ってるの!?」と戸惑った方も多いはず。
機能 | 送信取り消し | 削除 |
---|---|---|
対象 | 自分+相手 | 自分のみ |
時間制限 | 24時間→1時間(新仕様) | いつでもOK |
通知 | 相手にも「取消済」表示 | 通知なし |
1時間ルールのポイントと使い方
- これからは送信取り消しが必要なら「1時間以内」が絶対条件に
- 長押し→「送信取消」で、既読未読どちらも消せる
- メッセージ、スタンプ、画像、動画、ファイル、リンク等も全て対応
- トーク履歴も通知も相手側から消去(ただし完全に消せないケースや旧LINEバージョン利用時は要注意)
- 取り消し後は「メッセージの送信を取り消しました」と表示される
使いたい場合は1時間を過ぎないうちに即座に操作しましょう。うっかり1時間以上経った場合は、もう取り消しできません。その場合は「削除」で自分の端末から見えなくするだけなのでご注意ください。
「なぜ1時間に?」背景と注意点
LINE側の公開データによると、取り消し機能を使うタイミングは圧倒的に5分以内が多かったとか。それなら24時間も猶予を与えなくていいだろう、という考えが今回の改定理由です。利用者側としては、「うっかり」や「誤爆」に備えて1時間以内で対処すれば十分という判断です。
一方で注意してほしいのが2つ。
- 「送信取り消し」しても、相手が既読回避アプリなど特殊なアプリを入れている場合、内容が見られてしまうことがある
- 通知履歴やロック画面には、取り消す前のメッセージ内容が残る場合がある
また、「とりあえず送って間違えたら取り消せばいいや」という安易な使い方は、相手に不審感や悪印象を与えるかもしれません。「メッセージの送信を取り消しました」が相手にバレてしまう仕様だからです。
こんなときに活用しよう
- 送り先を間違えてしまったとき
- プライベートな内容や個人情報をうっかり送信したとき
- 一時の感情で思わず送ってしまった内容を冷静になって消したいとき
1時間という短い猶予でも、トークの事故や人間関係トラブルは防げるはず。慌てず、落ち着いて「送信取消」を選ぶようにしましょう。
トラブル防止のための3つの極意
- 送信前にもう一度見直すクセを
- 誤送信したら1時間以内に即「送信取消」
- 相手の印象を悪くしないよう、頻繁な取り消しは避けよう
今後の対策とアップデート情報
この機能短縮はまず日本とタイで先行変更となります。今後は、さらに適用範囲が広がることやアプリのバージョン次第で設定が異なる場合もありそうです。自分のLINEバージョンが最新か、こまめなチェックが安心につながります。
まとめ
LINEの送信取り消し機能、「24時間」から「1時間」への劇的な短縮――。便利すぎた過去のルールは終わり、新たな時代が始まります。大事なのは慌てず焦らず、間違いが起きたらすぐ1時間以内に行動すること。知っているだけで、大きな失敗やトラブルを防げるはずです。ぜひ、LINEの新仕様を今日から意識的に取り入れて、快適&安心なLINEライフを実現してみてください!
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