自転車反則金!携帯電話使用¥12,000、イヤホンで音楽等を聴く¥5,000

豆知識
higejii(ひげ爺)
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みなさん、こんにちは!
最近、街中で自転車に乗っていると、スマートフォンを操作しながら走っている人や、イヤホンで音楽を聴きながら颯爽と駆け抜ける人をよく見かけませんか?「自分もついやってしまう」「そんなに危ないこと?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、2026年4月から自転車の交通違反に対して“青切符”による反則金制度が本格的に導入されることが決まりました。これにより、携帯電話を使いながらの運転は12,000円、イヤホンで音楽などを聴きながらの運転は5,000円の反則金が科されることになります。

今回は、この新制度の背景や具体的な違反内容、そして私たちの生活にどう影響するのかを、みなさんにわかりやすく語りかけるようにお伝えします。

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なぜ今「青切符」制度が導入されるのか?

自転車は便利な移動手段ですが、年々事故が増加しているのをご存じでしょうか。
特に「ながらスマホ」や「イヤホン運転」による事故は、10年前の約2倍に増えているというデータもあります。

自転車は車やバイクと違い免許が不要なため、交通ルールの意識が低くなりがちです。
しかし、歩行者や他の車両と接触すれば、重大な事故につながる危険性があります。

そこで警察庁は、自動車や原付バイクと同じように、自転車にも青切符による反則金制度を導入することを決定しました。これにより、違反者にはその場で反則金の納付が通告され、納付しない場合は刑事罰の対象となります。

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反則金はいくら?主な違反と金額一覧

新たな制度では、違反内容によって反則金の金額が細かく設定されています。
主な違反とその金額は以下の通りです。

違反内容反則金
携帯電話の「ながら運転」12,000円
イヤホン着用で音楽等を聴く運転5,000円
信号無視・逆走6,000円
傘差し運転・一時不停止5,000円
並走(2台以上で横並び走行)3,000円
2人乗り3,000円
泥はね5,000円
無灯火5,000円

特に注目すべきは、「携帯電話のながら運転」と「イヤホン運転」です。
これらは事故のリスクが非常に高いため、反則金も高額に設定されています。

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「ながらスマホ」ってどこまでが違反?

「少し地図を確認するだけなら大丈夫?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、運転中にスマートフォンを手に持って操作したり、画面を注視したりする行為はすべて違反の対象です。

また、自転車にスマホホルダーを付けていても、運転しながら画面を見続けるのはNGです。
停止している時のみ操作が許されます。

違反した場合、反則金12,000円が科されるだけでなく、事故を起こした場合はさらに重い刑事罰(6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金)も科される可能性があります。

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イヤホン運転はなぜ危険なのか?

「音楽を聴きながらの運転がなぜダメなの?」と疑問に思う方も多いでしょう。
実は、イヤホンで音楽やラジオを聴きながら運転すると、周囲の音が聞こえにくくなり、車や歩行者の接近に気づくのが遅れてしまいます。

特に、緊急車両のサイレンや後方からの車のクラクションに気づかず、重大な事故につながるケースも少なくありません。そのため、イヤホンを着用して周囲の音が聞こえない状態での運転には5,000円の反則金が科されます。

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実際の街の声と今後の影響

福岡の街頭インタビューでは、「ちょっと高いかもしれない」「二度と違反しなくなるならいいと思う」「イヤホンしていたので、気をつけなければと思う」といった声が聞かれました。

反則金の金額については賛否両論ありますが、「事故が減るなら賛成」「自転車も車と同じようにルールを守るべき」という意見が多く見られます。

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対象は16歳以上!若者も要注意

青切符制度の対象となるのは16歳以上です。
これは、原付バイクや電動キックボードの運転ができる年齢と同じで、最低限の交通ルールを理解していると考えられているからです。

高校生や大学生の通学・通勤にも大きな影響が出るでしょう。
「知らなかった」では済まされない時代がやってきます。

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反則金を納付しないとどうなる?

青切符による反則金は、納付すれば刑事罰は免除されます。
しかし、納付しない場合は刑事罰の対象となり、裁判所での手続きや、さらに重い罰則が科されることもあります。

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自転車も「交通ルールを守る時代」へ

これまで自転車の違反は「注意」や「警告カード(黄色切符)」で済むことが多かったですが、今後は反則金が科されることで、より一層の注意が求められます。

自転車は「車両」として道路交通法の対象です。
自分や他人の命を守るためにも、ルールを守って安全運転を心がけましょう。

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まとめ:みんなで考えよう、自転車の安全とマナー

今回ご紹介した「携帯電話使用¥12,000」「イヤホンで音楽等を聴く¥5,000」という反則金は、決して“罰”だけが目的ではありません。
本当の目的は、みなさん一人ひとりが交通ルールを守り、事故を未然に防ぐことにあります。

「自転車だから大丈夫」「ちょっとだけなら…」という油断が、取り返しのつかない事故につながることも。
これからは、自転車も“ルールを守る”時代です。

ぜひ、今日から意識を変えてみませんか?
安全で快適な自転車ライフを、みんなで作っていきましょう!

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