野党よ、しょうもない揚げ足取りより政策論争せんかい!!政治の本質を見失うな!国民が求めるのは“対立”ではなく“提案”だ

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higejii(ひげ爺)
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国民のみなさん、正直、最近の国会中継を見ていて「またそれか」と思ったこと、ありませんか。
政治の世界では「与党 vs 野党」の構図が繰り返されるのは当然ですが、どうもここ数年――まともな政策論争よりも、“揚げ足取り”の応酬ばかりが目立っているように思えるのです。

ニュース速報で流れる「○○議員の失言」とか「閣僚の過去の発言を追及」などの見出し。
確かに不適切な発言を正すのは大切なことです。しかし、それが政治のすべてになってしまったら本末転倒です。

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政治とは「誰かを倒す」ことではなく「国を良くする」こと

政治の目的は、野党が与党を叩くことでも、スキャンダルを煽ることでもありません。
国民の生活をどう良くするか――それを議論する場が、国会のはずです。

でも現実はどうでしょう。
与党が法案を出せば、細部の言葉遣いや予算の端数を突っついて、「責任を取れ」「説明が足りない」と声を荒げる。
それで国民の暮らしは1ミリでも良くなるでしょうか?

たとえば、物価高、減税、地方の人口減少、教育費の負担――課題は山のようにあります。
それなのに審議時間の半分以上が“揚げ足合戦”で消えていくこの現実。
もう国民はうんざりしているのです。

揚げ足取りが生み出す「政治不信」

揚げ足取りは、短期的には支持者を喜ばせます。
SNSで「よく言った!」と称賛され、メディアも刺激的な見出しをつけて報じます。
けれども、その積み重ねが生むのは“政治への不信”です。

国民の多くは、「また同じことをやってる」と冷めた目で見ている。
議論の中身よりも、討論番組のような“見せ場”作りに走る政治家の姿勢が続けば、「どうせ政治家なんて口先だけ」と思われてしまうのは当然です。

政治不信が広がれば、投票率が下がり、結果的に一部の声ばかりが政治を動かす構図になる。
その負の連鎖を断ち切るのは、結局、政策論争しかありません。

今こそ“政策”で勝負せよ

野党に求められているのは「批判」ではなく「対案」です。
とくに今の日本は、経済・安全保障・社会保障、どれをとっても待ったなしの状況。
批判だけでは何も変わらないのです。

「減税をどう実現するのか」「防衛費の増額をどう賄うのか」「教育無償化を本気でやるなら財源はどこから出すのか」
そうした現実的な“代案”を出すことこそ、国民が聞きたい政治の声なのです。

立憲民主党も、日本維新の会も、共産党も、国民民主党も。
野党が本気で政策をぶつけ合う姿を見せたなら、国民は必ずそれを評価します。
「ちゃんと考えてくれてる」と思えば、支持も票も動く。

政権批判よりも、「自分ならこう変える」と示す方が、ずっと価値があるのです。

メディアとSNSが作る“炎上政治”

ここで少し冷静に考えてみましょう。
なぜ野党は揚げ足取りを続けてしまうのか。

一つには、メディア環境の変化があります。
テレビやネットニュースは、“炎上”する話題を優先的に扱います。
結果、「過激な言葉」「攻撃的な発言」が取り上げられやすくなる。
政治家も露出を得るため、無意識に“炎上向きの発言”を選んでしまうのです。

もう一つの要因はSNS。
切り抜き映像や短い発言がバズることで一瞬の注目は得られますが、数日後には忘れられる。
その繰り返しが「政治をショー化」させ、本質的な政策議論を遠ざけています。

けれど、国民はもう薄々気づいています。
「この人は言葉が強いけど、中身はあるのか?」と。
SNS映えよりも、未来を見据えた政策の中身が求められている時代なのです。

国民が本当に聞きたいこと

私たち国民が知りたいのは、単なる批判ではなく、これからの日本をどうするのかという“ビジョン”です。
例えばこんな問いに、的確に答えられる政治家こそ、信頼を得られるはずです。

  • 物価高と実質賃金のギャップをどう解消するのか
  • 子育て支援や教育費負担をどう軽くするのか
  • 地方創生の現実的な道筋はどこにあるのか
  • 高齢化社会における介護財源をどう確保するか

こうした課題に対して、具体的な数字と工程を示せる野党が現れたとき、日本の政治は間違いなく変わります。
言葉の応酬より、行動計画で語る――それが次の時代の政治家のあるべき姿でしょう。

「対立」ではなく「競争」であれ

政治における“対立”は避けられませんが、それを“競争”に変えることはできます。
お互いの政策をぶつけ合い、より良い案を競い合う――それが本来の国会の姿です。

いま必要なのは、
「誰が失言したか」よりも「誰の政策が国を救うか」という議論。
“批判の政治”から、“提案の政治”へ。
その一歩を踏み出せる野党が現れれば、日本の政治は劇的に変わります。

最後に、野党へのエールを込めて

野党のみなさん、あなた方には本当に期待しています。
国民は敵ではありません。
揚げ足を取るのではなく、希望を語ってください。
国民は、熱意ある政策論争を待っています。

過去のミスや言葉尻ではなく、「これからの未来」を示す議論を。
批判するより、動かす政治を。
本気で政策をぶつけ合うその姿勢こそが、日本を前に進める力になると信じています。

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