
こんにちは!
突然ですが、「AEDって、実際どうやって使うの?」と不安に思ったことはありませんか?
街中や学校、駅やショッピングモールなど、私たちの身近な場所に設置されているAED(自動体外式除細動器)。いざという時、あなたの“勇気ある一歩”が大切な命を救うかもしれません。
でも、「使い方が難しそう」「自分にできるのかな?」と感じてしまう方も多いはず。
そこで今回は、「超わかりやすい!AEDの使い方」をテーマに、初心者の方でも安心して使えるよう、実際の流れやポイント、よくある疑問まで徹底的に解説します。
AEDとは?なぜ必要なの?
AED(自動体外式除細動器)は、心臓がけいれん(心室細動)を起こして正常に動かなくなったときに、電気ショックを与えて心臓のリズムを正常に戻すための医療機器です。
心停止の現場では、一秒でも早い対応が命を左右します。
救急車が到着するまでの数分間に、あなたがAEDを使うことで救命率が大きく上がるのです。
AEDの使い方は「超」簡単!音声ガイダンスに従うだけ
「難しそう…」と思うかもしれませんが、AEDは誰でも使えるように設計されています。
基本的には、音声ガイダンスやイラスト表示に従って操作すればOK!
機種による細かな違いはありますが、流れはほとんど同じです。
倒れている人を見つけたら…救命の流れ
まずは、AEDを使う前の流れを押さえておきましょう。
- 安全確認
現場が安全かどうかを確認します(交通事故現場などでは自分の安全も確保しましょう)。 - 意識の確認
肩をたたきながら「大丈夫ですか?」と声をかけます。 - 助けを呼ぶ・119番通報・AEDの手配
周囲の人に「119番通報してください!」「AEDを持ってきてください!」と大きな声で頼みましょう。 - 呼吸の確認
普段通りの呼吸があるか10秒以内で確認します。呼吸がなければ、すぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始します。 - 胸骨圧迫(心臓マッサージ)
胸の真ん中を「強く・速く・絶え間なく」押します(1分間に100~120回、胸の厚さの約1/3、約5cm沈むまで)。 - AEDが到着したら、すぐに装着・操作!
AEDの使い方・手順を徹底解説
ここからは、実際の操作手順を一つずつ詳しく見ていきましょう。
AEDの電源を入れる
電極パッドを貼る
- パッドはイラストの指示どおり、右胸の上部と左わき腹に貼ります。
- 衣服を脱がせ、汗や水分があれば拭き取ります。
- シップやペースメーカーがある場合はパッドをずらして貼ります。
- 小児(未就学児)の場合は、小児用パッドか小児モードに切り替えます。なければ大人用パッドを使います。
心電図の解析
電気ショック
- AEDが「電気ショックが必要です」と判断した場合、ショックボタンが点滅します。
- 「ショックボタンを押してください」と音声が流れたら、周囲の人にも「離れて!」と声をかけてから、ショックボタンを押します。
- オートショックタイプの場合は、自動的にショックが行われますので、体から離れて待ちます。

胸骨圧迫の再開
AED使用時のよくあるQ&A
Q1. AEDは誰でも使えるの?
→ はい、誰でも使えるように設計されています。医療資格は不要です。むしろ、使わなければ命を救えない場面も多いのです。
Q2. 間違って使ってしまったらどうしよう…
→ AEDは自動で心電図を解析し、電気ショックが不要な場合はショックボタンを押しても作動しません。
つまり、「間違ってショックを与える」心配はありません。
Q3. 女性や子どもにも使える?
→ もちろん使えます。小児には小児用パッドや小児モードを使用しますが、ない場合は大人用パッドでも対応可能です。
Q4. パッドの貼る位置がわからない!
→ 多くのパッドにはイラストや説明が記載されています。イラスト通りに貼ればOKです。
Q5. 使った後はどうすればいい?
→ 救急隊が到着するまで、パッドはつけたまま・電源は切らずにしておきます。
救急隊員が到着したら、指示に従いましょう。
AEDを使うときのポイント・注意点
- 落ち着いて、音声ガイダンスに従う
- パッドはしっかりと皮膚に密着させる
- 心電図解析や電気ショック時は、絶対に傷病者に触れない
- 胸骨圧迫は「強く・速く・絶え間なく」
- 救急隊到着まで、救命処置を続ける
あなたの「勇気」が命を救う
AEDは、あなたの「使おう」という勇気を待っています。
「自分にできるかな…」と不安に思う気持ちは当然ですが、音声ガイダンスに従えば誰でも使えます。
あなたの一歩が、家族や友人、見知らぬ人の大切な命を救うかもしれません。
まとめ:AEDの使い方を覚えて、いざという時に備えよう
- AEDは誰でも使える!
- 音声ガイダンスに従うだけでOK!
- 胸骨圧迫とAEDの連携が命を救うカギ!
今この瞬間から、あなたも「命を救うヒーロー」になれます。
ぜひ、この記事をきっかけにAEDの使い方を覚えて、いざという時に備えましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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あなたの知識が、誰かの命を救う力になります。
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