
こんにちは!今日は2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」について、誕生秘話を交えながらご紹介します。ミャクミャクはその独特なデザインと深いコンセプトで注目を集めていますが、その裏にはどんな物語があるのでしょうか?ぜひ最後までお付き合いくださいね!
ミャクミャクとは?
まずは基本情報から!ミャクミャクは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を象徴するキャラクターです。その名前の由来は、「脈々(みゃくみゃく)」という言葉にあります。これは、生命や知恵、文化が未来へと受け継がれていく様子を表現しています。
デザインは赤い「細胞」と青い「水」が融合した形で、生命の根源と自然の循環をイメージしています。赤い部分は分裂や増殖を繰り返す細胞、青い部分は自在に形を変える水を表し、この二つが一体となることで「生命の躍動感」を表現しているんです。
誕生までの道のり
ミャクミャクのデザインは、2021年11月から12月にかけて行われた一般公募によって選ばれました。応募総数1,898点の中から最終候補3作品に絞られ、一般投票と専門家の意見をもとに最終的に採用されたのが現在のデザインです。
デザイナーは絵本作家でもある山下浩平さん。彼は「単なる可愛らしいキャラクターではなく、強烈な印象を残すものにしたかった」と語っています。このため、デザインには何度も試行錯誤が重ねられました。実際に100以上のスケッチ案が描かれたそうです。
デザインに込められた想い
山下さんがデザインのモチーフとして選んだ「水」は、大阪が「水の都」と呼ばれることから着想を得たものです。また、水は命の源であり、多様性やつながりを象徴する存在でもあります。このアイディアは、山下さんの家族との会話から生まれたそうです。「大阪には琵琶湖や川など、水を通じてつながる自然がありますよね。それが万博のテーマともリンクすると感じました」と語っています。
さらに、キャラクター内に取り入れられた「目玉」の要素も特徴的です。この目玉は、公式ロゴマークからインスピレーションを受けたもので、水滴が地面から湧き出る様子や、人々を見守る視線を表現しています。
ミャクミャクの性格と特技
公式設定によると、ミャクミャクは人懐っこくて少しおっちょこちょいな性格。そして特技は、自分の体を自在に変形させること。また、雨の日が大好きで雨水を吸収して元気になるというユニークな特徴もあります。こうした設定は、多くの人々に親しみやすさと興味深さを与えています。
誕生後の活躍
ミャクミャクは2022年7月18日、「開幕1000日前イベント」で初めて公式発表されました。その後、日本国内外でPR活動を展開し、多くのイベントやメディアで注目されています。例えば、2023年にはフランス・パリで開催されたジャパンエキスポにも登場し、大阪・関西万博への関心を高めました。
さらに、公式ライセンス商品も人気で、ぬいぐるみやキーホルダーなどが訪日外国人観光客にも好評です。こうした活動を通じて、ミャクミャクは国内外で愛されるキャラクターへと成長しています。
まとめ
いかがでしたか?大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」は、その独創的なデザインと深いコンセプトだけでなく、多くの人々とのつながりや未来への希望を象徴する存在として誕生しました。その背景には、デザイナー山下浩平さんの熱意や家族とのアイディア交換、多くの試行錯誤がありました。
これから万博本番へ向けてますます注目されること間違いなし!ぜひ皆さんもこの機会に「ミャクミャク」の魅力に触れてみてくださいね。
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