
喉の痛みが突然やってきて、「あれ、風邪かな?」と思ったら、医師から「急性咽頭炎」と言われた――そんな経験、ありませんか?
誰でも一度はかかる可能性があるこの病気。けれど、一度発症すると痛みが強くて、食事もツラく、何日で治るのか不安になりますよね。
ここでは、急性咽頭炎の完治までの期間について、私自身の体験談も交えながら、医師の見解、治療の流れ、セルフケアのコツを分かりやすくお話しします。
急性咽頭炎とは?原因から理解しよう
まず、急性咽頭炎とは喉の粘膜が急に炎症を起こす病気です。
主な原因はウイルスや細菌による感染で、特に冬場や季節の変わり目など、免疫力が落ちているときに発症しやすくなります。
原因として多いのは以下のようなものです。
- 風邪ウイルス(ライノウイルス、アデノウイルスなど)
- インフルエンザウイルス
- 溶連菌などの細菌感染
- 口呼吸や乾燥による粘膜刺激
- 長時間の会話や大声を出す行為
こうして喉の粘膜が炎症を起こすことで、「イガイガ」「痛い」「飲みづらい」といった症状が出てきます。
完治までの平均期間はどれくらい?
では本題です。急性咽頭炎はどのくらいの期間で治るのでしょうか?
結論から言うと、軽症であれば3〜5日ほど、重症や細菌感染の場合は1週間〜10日前後が一般的な完治期間です。
以下、症状の種類別に目安をまとめます。
| 種類 | 主な原因 | 平均的な完治までの日数 |
|---|---|---|
| ウイルス性急性咽頭炎 | 風邪ウイルス | 約3〜5日 |
| 細菌性急性咽頭炎(溶連菌など) | 細菌感染 | 約7〜10日 |
| 慢性化した場合 | 長期的な炎症 | 2週間以上 |
私自身、去年の冬に急性咽頭炎にかかったときは、完治まで約8日間かかりました。最初の2日間は喉の焼けるような痛み、3〜5日目で徐々に改善、6日目以降でようやく普通に食事ができるようになったという流れです。
医師の診断と治療の流れ
病院では、喉の状態をライトで確認し、必要に応じて溶連菌検査を行うことが多いです。ウイルス性か細菌性かによって、治療方法は異なります。
- ウイルス性の場合: 痛みを和らげる薬(ロキソニンなど)と喉の炎症を鎮めるトローチ、うがい薬中心。
- 細菌性の場合: 抗生物質を5日〜7日間服用するのが一般的。
特に抗生物質を処方された場合、痛みが和らいでも必ず指示された期間は飲み切ることが大切です。途中でやめてしまうと、菌が再び増えて再発するリスクがあります。
喉の痛みを早く治す5つのセルフケア
急性咽頭炎は、睡眠や生活習慣に大きく左右されます。
少しでも早く治すためのポイントを紹介します。
- のどを乾燥させない。 加湿器を使用し、湿度は50〜60%に保つ。
- お茶より水。 カフェインのない白湯や水で喉を潤す。
- 刺激物を避ける。 熱い飲み物、香辛料、アルコール、喫煙は厳禁。
- 睡眠をしっかり取る。 体が回復しやすい環境づくりが最優先。
- のど飴やハチミツで保湿。 特にハチミツは抗菌作用が高くおすすめ。
喉の痛みがひどいときは、「話さない」ことも重要です。声を出すだけで炎症が悪化する場合もあります。
急性咽頭炎がなかなか治らない場合の注意点
1週間経っても喉の痛みが引かない場合、以下のようなケースが考えられます。
- 細菌感染を放置している
- 慢性咽頭炎や扁桃炎を併発している
- アレルギーによる後鼻漏(鼻水が喉に落ちる)
- 咽喉頭逆流症(胃酸の逆流)
このような症状が続くときは、自力で治そうとせず耳鼻咽喉科を受診しましょう。慢性化すると、治癒までに数週間以上かかるケースもあります。
再発予防のためにできること
完治したあとも油断は禁物です。喉の粘膜は一度炎症を起こすとダメージを受けやすくなり、風邪のたびに再発しがちです。
再発防止には、この3つがポイントになります。
- 日常的な加湿と水分補給を徹底する。
- 食生活を整える。 ビタミンB群・Cを意識的に摂る。
- 口呼吸を直す(睡眠時は特に注意)。
また、冬場にマスクを外すときは、温かい飲み物で喉を潤してからにしましょう。これだけでも粘膜の保護につながります。
完治の目安と「治った」と判断していいサイン
「もう治ったかな?」と思っても、油断すると痛みがぶり返すことがあります。
以下のサインがそろったら、完治と考えてOKです。
- 喉の痛みが消えた
- 食べ物や飲み物がしみない
- 咳や熱が引いた
- 声を出しても違和感がない
この状態が2日以上続けば、ほぼ完治です。
ただし、声にかすれや咳がわずかに残るのは自然な経過で、1〜2日様子をみても問題ありません。
私の体験談:早く治すコツは「休む勇気」
最後に、私自身が感じた大切なことをお伝えします。
私は以前、仕事が忙しくて喉が痛いまま無理をし続けた結果、急性咽頭炎が悪化して扁桃炎に進行しました。高熱が出て、結局1週間寝込むことになったのです。
その経験から、「少しでも喉に違和感があったら、すぐに休む、話さない、温かくする」というシンプルな3つを意識するようになりました。
結果、それ以降はひどくならず、2〜3日で治せるようになりました。
忙しい現代社会では、少しの体調変化を見逃しがちですが、喉の痛みは「身体が休ませてほしい」というサイン。ぜひ、無理をせず体の声に耳を傾けてくださいね。
まとめ:早期対応が完治への一番の近道
- 急性咽頭炎は軽症なら3〜5日、細菌性なら1週間前後で完治。
- うがい・加湿・睡眠が最も重要なケア。
- 長引く場合や発熱・膿が見える場合は、耳鼻咽喉科へ。
完治までの期間は人それぞれですが、生活習慣を整えるだけで回復スピードは大きく変わります。
「喉が痛い=風邪の一部」と考えず、きちんとケアして体を労りましょう。
健康的な日常を取り戻すために、今日からできるセルフケアをひとつずつ実践してみてください。

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