【完全ガイド】戸籍はどこでとれるの?必要書類・申請場所・取得方法をわかりやすく解説

豆知識
higejii(ひげ爺)
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みなさん、こんにちは。この記事を訪れてくださったということは、おそらく「戸籍を取りたいけれど、どこに行けばいいの?」と悩んでいるのではないでしょうか。
例えば、パスポートの申請や結婚・離婚の手続き、相続のときなど、人生の節目で必要になるのが「戸籍」です。

でも実際のところ、戸籍って身近なようでいて、普段あまり触れるものではありません。そのため「役所に行けばいいんだろうな」と思いつつも、 どの役所で取れるのか代理人でも取れるのか郵送はできるのか…と疑問が次々出てきてしまいますよね。

そこで今回は、「戸籍はどこでとれるのか?」をテーマに、初心者でもすぐ理解できるように丁寧に解説していきます。記事を読み終えるころには、あなたも自信を持って「戸籍を取ろう!」と思えるはずです。

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戸籍が取れる場所は大きく分けて3つある

まず最初に覚えておきたいのは、戸籍が取れる場所です。結論からいえば、次の3つの方法があります。

  1. 本籍地の市区町村役場の窓口
  2. 本籍地の市区町村役場に郵送で請求
  3. オンライン申請(マイナポータルなど一部地域対応)

それぞれの特徴を具体的に解説していきますね。

本籍地の市区町村役場で取得する

もっとも一般的なのが、この方法です。あなたの「本籍」が置かれている市区町村の役所が窓口になります。

ただし注意点があります。それは「住んでいる場所の役所」ではなく「本籍がある場所の役所」でないといけない、ということです。

例えば、東京に住んでいても本籍が大阪にあるなら、戸籍は大阪市の役所でないと取得できません。でも住民票の写しは現住所の役所で取れるので、ここが混同しやすいポイントです。

郵送で請求する

「本籍が遠くて役所まで行けない!」という場合に便利なのが、郵送での請求です。

郵送のときに必要なものは以下のとおりです。

  • 申請書(役所のホームページからダウンロード可能)
  • 本人確認書類のコピー(運転免許証など)
  • 手数料分の定額小為替(郵便局で購入)
  • 返信用封筒(切手を貼って自分の住所氏名を書いたもの)

郵送だと手間はかかりますが、遠方に住んでいる人や時間がない人には便利な方法です。

オンライン申請(対応地域のみ)

最近ではデジタル化が進み、戸籍のオンライン請求が可能になってきています。マイナンバーカードを使う方法や、自治体によっては「マイナポータル」から手続きができるケースもあります。

ただし、まだすべての自治体が対応しているわけではありません。そのため「オンライン申請ができるかどうか」は事前に確認しておきましょう。

では「コンビニ交付」は使えるのか?

住民票や印鑑証明がコンビニでも取れるようになっていますよね。そこで気になるのが「戸籍もコンビニで取れるの?」という疑問。

実は、戸籍証明書のコンビニ交付は一部の自治体でスタートしています。ただし、利用できるのは マイナンバーカードを持っている人 と 対応自治体の本籍 に限られます。

つまり、「住んでいる場所ではなく本籍地が対応していれば取れる」という仕組みです。全国に広がりつつありますが、まだ限られた自治体だけなので注意が必要です。

必要な書類と手数料

では実際に戸籍を取るとき、何が必要なのでしょうか。

  • 本人確認書類(免許証、マイナンバーカードなど)
  • 手数料(戸籍謄本・戸籍抄本:450円程度が多い)
  • 印鑑(自治体によっては不要)

また、代理人に依頼する場合は「委任状」が必要になります。相続など家族が関係する場合でも、委任状を求められるケースは多いのでご注意ください。

引っ越したら戸籍はどうなる?

「東京に引っ越したのに、戸籍は昔の地元のまま」という人も多いのではないでしょうか。

実は、戸籍は引っ越しても自動的には移動しません。本籍の場所は自分で選ぶことができます。極端な話「皇居の住所に本籍を置く」という人もいるくらい、自由度が高いんです。

引っ越したタイミングで本籍も移したい場合は、「転籍届」を提出する必要があります。

戸籍を取るときによくある疑問Q&A

Q1. 戸籍って誰でも請求できるの?

→できません。基本的に本人やその配偶者、直系の親族に限られます。それ以外の人が取る場合は正当な理由と委任状が必要です。

Q2. どれくらいで発行されるの?

→窓口なら即日発行が一般的です。郵送だと1週間前後、オンラインは即日~数日というケースが多いです。

Q3. 戸籍謄本と抄本の違いは?

→謄本は「家族全員分の記録」、抄本は「個人の記録」だけを抜き出したものです。必要な場面によってどちらを取るべきか変わります。

戸籍取得のポイントをまとめると

ここまでの内容をまとめると次のとおりです。

  • 戸籍は「本籍地の役所」でしか発行できない
  • 遠くても郵送・オンラインで申請可能
  • コンビニ交付は一部のみ対応
  • 本人、配偶者、直系親族が請求できる
  • 記載内容が必要に応じて謄本・抄本を選ぶ

「どこでとれるのか」という疑問は、結局のところ「住んでいるところ」ではなく「本籍地」だと覚えておくとスッキリ理解できますよ。

最後に:戸籍の取り方をマスターすれば安心!

ここまで読んでくださりありがとうございます。戸籍は人生の中でそう頻繁に必要になるものではない分、いざ必要になったときに手続きがわからなくて慌ててしまうもの。でも場所と流れを知っておけば、もう迷うことはありません。

「本籍地の役所」さえ押さえておけば、窓口に直接行くのか、郵送で送るのか、あるいはオンラインやコンビニを使えるのか判断ができます。

次にあなたが必要になったとき、この記事が役に立てば嬉しいです。

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