日本の神様とご利益一覧|神社参拝で運気が変わる!開運・縁結び・金運の祈り方完全ガイド

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豆知識
higejii(ひげ爺)
higejii(ひげ爺)

こんにちは。
誰でも一度は、「神社に行くと気持ちがスッと軽くなる」「お願いごとが叶った気がする」と感じた経験があるのではないでしょうか。
それは、ただの偶然ではなく、実はその神社に祀られている“神様のご利益”と深く関係しているのです。

では、日本にはどんな神様がいて、それぞれどんなご利益があるのでしょうか?
この記事では、古事記や日本書紀に登場する主要な神々を中心に、開運・金運・縁結び・健康・学業・厄除けなど、現代でも信仰される神様たちを、わかりやすく紹介していきます。

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日本の神様の基本を知る ― 神道の世界とは

まず、「神様」といっても、日本の神道における神々は、キリスト教やイスラム教のような“唯一神”ではありません。
わたしたちの身の回りのあらゆるもの、自然現象、人、道具にまで神の宿る「八百万(やおよろず)の神々」の考え方が根本にあります。
風や雨、山や海、稲や火――こうした自然の力が神格化されたものなのです。

ですから、神社に行ったときに「どの神様が自分に合うのかわからない」と思っても大丈夫。
実はその神社に導かれて訪れた時点で、すでに“ご縁”が始まっているとも言われます。

天照大神(あまてらすおおみかみ)― 日本神話の最高神

日本の神様と聞いてまず思い浮かぶのが、伊勢神宮に祀られる「天照大神」でしょう。
太陽の神であり、日本全体を照らす存在。皇室の祖神として崇められ、まさに神道の中心的存在です。

ご利益

  • 開運招福
  • 家内安全
  • 出世運やリーダーシップの向上
  • 心を照らし、人間関係を清める

天照大神の力は「光」であり、「浄化」であり、「再生」です。
落ち込んでいる時、人生に迷った時、光の方向を示してくれる神様です。

大国主命(おおくにぬしのみこと)― 縁結びの神様

出雲大社の御祭神として名高い「大国主命」は、縁結びの神様として全国的に知られています。
しかしその“縁”とは、恋愛だけではありません。人間関係、仕事、人生の方向性など、すべての“ご縁”を結ぶ力をもつ神です。

ご利益

  • 縁結び(恋愛・人間関係・仕事)
  • 厄除け
  • 病気平癒
  • 開運招福

特に旧暦の10月(神無月)になると、全国の神々が出雲に集まり「縁を結ぶ会議」が開かれるとされます。
つまり出雲大社は、全国の“ご縁”の中心地といえるのです。

八幡神(やはたのかみ)― 勝負と国家の守護神

戦いの神として有名な八幡神は、もともと第15代応神天皇を神格化したものです。
源氏の氏神としても信仰され、全国に約4万社の八幡宮があります。

ご利益

  • 勝負運・必勝祈願
  • 交通安全
  • 出世
  • 武運長久

受験やスポーツ、ビジネスなど“結果”を求めるときに力を貸してくれる神様です。

弁財天(べんざいてん)― 芸能と金運の女神

七福神の一柱として人気の弁財天は、水と芸術、美しさの象徴。琵琶を手にした姿で知られています。
芸能人やクリエイターに信仰されるだけでなく、金運・財運にも強いといわれます。

ご利益

  • 金運上昇
  • 芸能・芸術の才能開花
  • 美貌成就
  • 学業や知恵の向上

日本三大弁財天として有名なのは「江島神社(神奈川)」「竹生島神社(滋賀)」「厳島神社(広島)」です。

稲荷神(いなりのかみ)― 商売繁盛と五穀豊穣の神

日本全国に3万社以上ある稲荷神社。赤い鳥居がトンネルのように続くあの光景を思い浮かべる方も多いでしょう。
稲荷神は穀物と商売の神として、古くから庶民に厚く信仰されています。

ご利益

  • 商売繁盛
  • 家内安全
  • 農業の豊作
  • 金運アップ

京都の伏見稲荷大社は、全国の稲荷神社の総本宮。特に商人や経営者の参拝で知られています。


7. 菅原道真公(すがわらのみちざねこう)― 学問の神様

「天神さま」と呼ばれる菅原道真公は、学問と誠実の象徴です。
福岡の太宰府天満宮や京都の北野天満宮をはじめ、全国に “天神社”として祀られています。

ご利益

  • 学業成就
  • 試験合格
  • 知恵授け
  • 誠実さ・正義感向上

受験シーズンになると、多くの受験生が合格祈願に訪れることで有名です。

厄除け・健康に強い神様

体調がすぐれないときや、不運が続くときは、厄除けや健康の神様に祈るとよいでしょう。

  • 素戔嗚尊(すさのおのみこと):厄除け・病気平癒
  • 少彦名命(すくなひこなのみこと):医薬の神
  • 薬師如来(仏教系):病気治癒・健康長寿

特に素戔嗚尊は、荒ぶる力で悪を祓う守護神。心が弱っているときほど頼れる存在です。

神社参拝の正しいマナー

せっかく参拝に行っても、マナーを知らないと神様に失礼になってしまうことも。
参拝の基本をおさらいしておきましょう。

  1. 鳥居の前で一礼してから入る。
  2. 参道の中央は神様の通り道なので、少し端を歩く。
  3. 手水舎で身を清める(左手→右手→口→左手→柄杓を立てて洗う)。
  4. 賽銭箱の前で二礼二拍手一礼。
  5. 願いごとは簡潔に心の中で伝える。

神様へのお願いは「命令」ではなく「報告と感謝」という姿勢が大切です。

ご利益を最大限に受け取るコツ

ご利益は“お願いすれば自動的に叶う”ものではありません。
実は、日々の生活の中で「感謝」と「行動」を合わせることで、神様の力が現実に働き始めます。

  • 毎朝「ありがとう」と唱える
  • ゴミを拾う(場を清める行為)
  • 約束を守る
  • 感情的にならず冷静に判断する

こうした小さな積み重ねこそが“神様とつながる”行為といえるでしょう。

神様と日本人の心

昔から日本人は、自然や他人への「敬意」を忘れずに生きてきました。
お正月に神社へ行き、初詣で一年の健康と幸せを祈る。
桜が咲けば手を合わせ、雷が鳴れば頭を下げる。
そんな習慣のすべてに、“神様と共にある暮らし”の精神が息づいています。

「願いを叶えるために神社へ行く」のも大切ですが、
「今日も元気に生きているお礼を伝える」ことが、実は最も強いご利益を呼び寄せるのです。

まとめ

日本には、八百万(やおよろず)の神々が宿り、それぞれが異なるご利益を与えてくれます。
大切なのは、「どの神様にお願いするか」よりも、「どんな心で神様に向き合うか」。
感謝の気持ちと素直な願いが、運を開く第一歩です。

今日、あなたがこの文章を読んでいるのも、何かの“ご縁”なのかもしれませんね。
次の休日には、心が惹かれる神社へ足を運んでみましょう。きっと新しい運気の扉が開くはずです。

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