万博会場「くら寿司」予約転売問題――SNS時代の新たなリスクと正しい楽しみ方

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higejii(ひげ爺)
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みなさん、こんにちは。2025年の大阪・関西万博、もう行かれましたか?今年の万博は、未来を感じる展示や体験が盛りだくさん。そんな中、会場内にオープンした「くら寿司 大阪・関西万博店」が大変な人気を集めています。SNSでは「行きたい!」「予約が取れない!」という声があふれ、話題沸騰中です。

しかし、その人気の裏側で、思わぬ“問題”が起きているのをご存じでしょうか?それが「予約の転売」です。今回は、SNSを中心に広がる“くら寿司予約転売”の実態と、そのリスク、そして正しい楽しみ方について、みなさんにお伝えします。

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万博の「くら寿司」――なぜここまで人気?

まずは、なぜ万博会場のくら寿司がこれほど注目されているのか、少しご紹介しましょう。

  • 最大規模の店舗:338席、全長135mの回転ベルトという、くら寿司史上最大の規模。
  • ジャパニーズモダンなデザイン:和の美しさと近未来感が融合した空間は、SNS映えも抜群。
  • 限定メニューやグッズ:万博限定の寿司やグッズもあり、ここでしか味わえない体験ができます。

そんな特別な店舗ですから、予約は争奪戦。公式アプリやEPARKサービスを通じて、30日前から予約が可能ですが、1か月先まで埋まってしまうほどの盛況ぶりです。

SNSで広がる「予約転売」――どんなことが起きている?

さて、ここからが本題です。くら寿司万博店の予約が取りづらい状況を背景に、SNSやフリマアプリで「予約権利」の転売が横行しています。

どんな転売が行われている?

  • SNSアカウントでの取引:「くら寿司万博予約サポート」などを名乗るアカウントが登場し、予約権利を有償で譲渡する動きが確認されています(現在は凍結済み)。
  • フリマアプリでの出品:予約番号やQRコードを売買する投稿も見られます。
  • 価格の高騰:人気日程や時間帯は、正規の予約無料にもかかわらず、高額で取引されるケースも。

くら寿司運営の対応は?

くら寿司は公式に「予約の転売・譲渡・購入は、EPARK会員規約で禁止」と明言。発覚した場合は、

  • 該当予約の取消し
  • アカウントの停止・強制退会
  • 必要に応じた法的対応

など、厳しい措置を取ると発表しています。

「すべてのお客様に公平なサービスを提供するため、ご理解とご協力をお願いいたします」

なぜ「予約転売」はダメなのか?――そのリスクと問題点

ここで、「どうして転売がダメなの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。理由は大きく3つあります。

すべての人に公平なサービスを提供するため

予約は「公平な抽選」や「先着順」で行われるもの。転売が横行すると、本当に行きたい人が正規の方法で予約できなくなり、不公平が生まれます。

利用規約違反・法的リスク

EPARKやくら寿司の会員規約では、予約やチケットの転売・譲渡は禁止されています。違反すると、予約が無効になったり、アカウントが停止されるだけでなく、悪質な場合は法的措置を取られる可能性もあります。

トラブル・詐欺のリスク

SNSやフリマアプリでの個人間取引は、詐欺やトラブルの温床です。お金を払ったのに予約が無効だった、連絡が取れなくなった、などの被害が実際に発生しています。特に「非公式アカウント」や「個人間取引」には十分な注意が必要です。

予約転売の現状――“数十件”が確認されている

2025年5月16日、くら寿司は公式に「SNS上で数十件の予約転売を確認した」と発表。既にアカウントの停止措置も取られています。

実際にアプリで予約状況を確認すると、1か月先まで満席状態。正規の予約が含まれているとはいえ、通常とは異なる“異常事態”です。

SNS時代の“予約転売”――なぜ起きる?どう防ぐ?

SNSやフリマアプリの普及で、チケットや予約権利の個人間売買が簡単になりました。しかし、これは「規約違反」であり、「トラブルの温床」です。

どうして転売が起きるのか?

  • 人気の高さ:行きたい人が多いほど、予約が“価値あるもの”になり、転売の動機が生まれます。
  • SNSの拡散力:情報が一気に広まり、簡単に“買い手”が見つかる。
  • 匿名性の高さ:出品者・購入者ともに身元を隠せるため、悪質な取引も起きやすい。

どう防ぐべき?

  • 公式ルート以外での予約権利の購入は絶対に避ける
  • SNSやフリマアプリで「くら寿司予約サポート」などを名乗るアカウントには近づかない
  • くら寿司公式アプリやEPARKで正規に予約を取る

もし転売予約を買ってしまったら?――知っておきたいこと

「知らずに転売予約を買ってしまった」「どうしても行きたくて…」という方もいるかもしれません。しかし、たとえ“被害者”であっても、以下のリスクがあります。

  • 予約が無効になり、入店できない
  • アカウントが停止され、以後の利用ができなくなる
  • 金銭的な損失(返金されない、詐欺被害)

くら寿司の公式発表でも「転売された予約の購入・利用」自体が規約違反とされています。万が一、被害にあった場合は、警察や消費者センターに相談しましょう。

予約戦争を勝ち抜くコツ――正しい楽しみ方

ここまで読むと「もう予約は無理なの?」と不安になる方もいるかもしれません。ですが、正規の方法でチャレンジする価値は十分にあります。

予約を取るためのポイント

  • アプリやEPARKの登録を早めに済ませておく
  • 予約開始日(30日前)にすぐアクセスする
  • キャンセル待ちや当日枠もチェック

また、今後は運営側も、転売対策や予約システムの改善を進める可能性があります。公式情報をこまめにチェックしましょう。

まとめ――みんなで守る「楽しい万博体験」

万博会場のくら寿司は、特別な体験ができる素晴らしいスポットです。しかし、SNS時代ならではの“予約転売”問題が、せっかくの楽しみを台無しにしかねません。

みなさん一人ひとりが「正しい方法で予約する」「転売や非公式ルートには手を出さない」ことが、公平で安全な体験につながります。

「すべてのお客様に公平なサービスを提供するため、ご理解とご協力をお願いいたします」

この言葉を胸に、みんなで大阪・関西万博を、そしてくら寿司を楽しみましょう!

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