
こんにちは。京都ファンの皆さんや、これから嵐山や太秦を訪れる予定の方に、2025年秋のとても重要な情報をお届けします。実は今、京都市右京区の嵐山や太秦地域で、クマの出没が連続して報告されているのです。
2025年10月24日から28日にかけて、太秦中山町の竹やぶでは子グマ2頭、嵯峨野の野宮神社近辺、さらには有名な嵐山の「竹林の小径」付近でも複数回のクマの姿が確認されました。これらは単なる目撃情報にとどまらず、現地の警察がパトロールを強化し、市が地域住民や観光客に注意喚起を行うほどの事態となっています。
なぜ今、京都の観光地にクマが?増える目撃情報の背景
この現象の理由の一つには、近年の自然環境変化やエサ不足があります。京都の山々はクマの本来の生息地ですが、ここ数年でクマの数が増え、さらに都市近郊の人里に近づくケースが増えているのです。秋は特にどんぐりなどの自然の食料が減るため、クマは食べ物を求めて住宅地や観光地に降りてくる傾向があります。
また2025年の京都府内のクマの目撃件数は過去最高を記録しており、木津川市でも以前はほとんど見られなかったクマの出没が36件以上に達しています。これにより、今や嵐山や太秦といった多くの観光客が訪れるエリアでも注意が必要となりました。
実際の目撃状況とは?京都右京区の各スポットでの報告

- 太秦中山町(竹やぶ):子グマ2頭が朝早くに目撃されました。近隣住民からの報告により警察が確認。
- 嵐山「竹林の小径」周辺:秋の観光シーズンに多くの観光客が訪れるこの有名スポット付近でも、子グマの姿が目撃。
- 野宮神社(嵯峨野々宮町)周辺:夜間に子グマが確認されており、地域住民からは不安の声が増加。
- 広沢池の東側及び西側の地域:複数のクマが民家の敷地内や近隣で目撃され、警察は巡回を強化中。

これらのスポットは観光のハイシーズンで多くの人手がある場所ですが、クマも活発な時間帯に現れているため、観光客や住民の双方が警戒を強めています。
クマに遭遇したら絶対にしてはいけないこと・安心の行動マニュアル
京都の自然と共存しつつ安全に観光を楽しむためにも、もしクマを見かけた際に知っておくべき対処法をしっかり押さえてください。
避けるべき行動
- 走って逃げる(刺激して攻撃されるリスクあり)
- クマに背を向けて逃げる(逃げ場を失う恐れ)
- 大声で叫んだり、急な動きをする(攻撃的とみなされることも)
取るべき安全な行動
- 落ち着いてゆっくり後退する(クマの目をそらさずに)
- 大きな音(鈴やラジオ)を出し、存在を知らせる
- 食べ物の匂いを周囲にさせない、ゴミは適切に捨てる
- 夜間や早朝の単独行動は極力控える
- 見つけたらすぐに警察や自治体に通報する
地元住民と観光客へのメッセージ
地元の方々は自然との付き合いに慣れているとはいえ、今回のように観光客も訪れるエリアでのクマ出没は新たな不安要素になっています。一方、観光客の皆さんには次のことをお願いしたいと思います。
- 観光の際は最新のクマ出没情報を必ず確認してください。
- 観光ルートの裏道や人通りの少ない場所はなるべく避けましょう。
- 小さい子供やペットから目を離さず、クマの気配を感じたら速やかに離れてください。
今後の展望と自治体の取り組み

京都市や右京区役所では、クマの出没増加に対応して見回りや監視体制の強化を進めています。市はクマ被害防止のため、地域住民に向けた講習や注意喚起を積極的に行い、観光客向けにも案内表示の設置を強化しています。
また、クマの生息域を尊重しつつ、安全に共生するための研究や対策も始まっており、クマの行動パターンの調査や捕獲・移送といった措置も検討されています。
まとめ:秋の京都を楽しむために知っておくべきクマ情報
2025年秋、京都の嵐山や太秦地域で連続したクマの目撃が観光および地元住民に大きな衝撃を与えています。自然豊かな京都だからこそ避けられない問題でもありますが、誰もが安全に楽しめるよう、警戒と正しい知識が必要です。
ブログを最後まで読んでくださった皆さんには、ぜひこの情報を周りの方にも伝えていただき、有意義で安全な京都観光を応援したいと思います。
クマ情報は今後も随時更新予定ですので、ぜひこのブログをブックマークして最新情報をチェックしてください。安全第一で秋の京都の豊かな自然を満喫しましょう。


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