戸谷公人って何者？知られざるマルチタレントの素顔に迫る

戸谷公人さんの基本プロフィール

戸谷公人（とたにきみと）さんは、1990年5月7日生まれの東京都出身。身長181cm（※資料によっては182cm）、血液型B型のイケメン俳優です。2007年に映画『椿三十郎』でデビューし、2009年の『仮面ライダーディケイド』で一気に知名度を上げました。その後も『仮面ライダージオウ』（2019年）や『ごくせん第3シリーズ』など、話題作への出演を重ねています。

特筆すべきはその経歴の幅広さ。テレビドラマだけでなく、舞台（『新宿バックストリート』主演）やアニメ（『ドリフェス！』シリーズ）、さらには声優業と、マルチな才能を発揮しています。2018年には父・戸谷公次さんが生前所属していた青二プロダクションに移籍し、声優業にも本腰を入れる姿勢を見せました。

衝撃の「結婚前提」交際発表！

2025年4月20日、戸谷さんはX（旧Twitter）で「結婚を前提に真剣交際中」であることを公表しました。お相手は「来栖りな」さんという一般女性で、戸谷さんは「温かくお見守りくださると幸いです」とファンへ呼びかけています。この投稿には「仮面ライダー俳優の彼氏」というフレーズが含まれており、ネット上で早くも祝福の声が溢れています。

交際発表のタイミングは、戸谷さんが34歳となった節目の年。『仮面ライダー』シリーズや舞台での活躍が一段落した時期との見方もあり、今後の活動と私生活の両立に注目が集まっています。

戸谷公次さん：伝説の声優としての功績

戸谷公人さんの父・公次さん（1948-2006）は、『北斗の拳』（ジャギ役）や『聖闘士星矢』（山羊座のシュラ役）、『ドラゴンボールZ』（キュイ役）など、80～90年代を代表するアニメ作品に多数参加した声優界のレジェンドです。特に『北斗の拳』のコミカルな悪役キャラクターは、当時のアニメファンから絶大な人気を博しました。

公人さんが父の存在を公表したのは2016年。それ以前は「父の功績を傷つけたくない」との思いから口を濁していましたが、声優業を本格化させるタイミングで決断したと語っています。父の死後、青二プロダクションへ移籍した背景には、そんな思いがあったのかもしれません。

父子の意外な接点と業界の反応

公人さんが芸能界入りした2007年は、公次さんが他界した翌年。直接の指導は受けられませんでしたが、父の同僚声優たちが「息子さんの活躍」を密かに応援していたエピソードが残っています。ある声優番組では、公次さんと親交のあった人物が「仮面ライダーを演じている息子さん」と発言し、ファン間で話題になりました。

父の仕事スタイルは「家庭に仕事を持ち込まない」がモットーだったそう。公人さんが「役者になる相談すらできなかった」と明かす一方で、父の遺した声優としてのDNAは確実に受け継がれているようです。

今後の活躍に注目！

俳優としての実績に加え、声優業でも存在感を増す戸谷公人さん。2025年現在、フリーとしての活動にさらに拍車がかかると予想されます。交際報道を受け、今後の私生活と仕事の両立にも注目が集まりますが、父・公次さんのように「仕事と家庭を区別する」スタイルを貫くのか、それとも新たな道を模索するのか――。今後の動向から目が離せません！

最後に、戸谷公人さんの魅力を一言で表すなら「二つの世代をつなぐ架け橋」。昭和の声優界を支えた父の背中と、令和のエンタメシーンを切り拓く息子の活躍は、まさに日本芸能史の縮図と言えるでしょう。